パパ・ママが共働きの家庭で、ある朝子供が突然発熱した。
保育園は一般に、無認可保育園はもとより認可保育園においても、病気の子どもに対応できる人材・設備を有していません。
薬についても、医師の処方薬ならば柔軟に対応してくれる保育園が最近では増えてきているとはいえ、いまだに薬をいっさい預からない保育園もまだまだ多くあります。
このような背景から、子供が病気のときは、保育園からは通常、お休みさせてくださいと言われるはずです。
こうなると、二人のどちらが勤めを休んで子どもの看病をしなければなりません。
特に、子供がはじめて集団生活を経験する保育園への入園は、子供自身も大きな環境変化に直面することで、どうしても体調を崩したり病気になったりしがちなものです。
しかし共働きの家庭においては、子どもが病気になるたびに会社を休んでいては、有給休暇や看護休暇などをすぐに使い果たしてしまうことでしょう。
おじいちゃんやおばあちゃんなどが近くに住んでいてバックアップをお願いできる環境にある場合などはまだよいですが、そのような身内や近隣の助力が期待できない場合には、「ベビーシッター」や「病児保育・病後児保育」対応施設の利用も考えていくことが必要になってきます。
ちなみに「病児保育」とは、子供が病気になってまだ回復していないときの保育、また「病後児保育」とは、病気がほぼ回復したにもかかわらず保育園への登園許可が下りないときの保育、をそれぞれ指すとされますが、厳密な用語の区別までは無いようです。
当院は、中央区の委託を受け小森小児科医院内に併設された、病気になったお子さまたちをお預かりする一時保育施設です。
「熱があるから保育所にいけない…」「熱は下がったけれど通常の保育はまだ無理かなあ…」でも、『仕事を休むのは無理!』『看病してくれる人の都合がつかない!』といったご経験はありませんか?
当院内に併設されており、医師・看護師が常にいますので病状の急な変化にも直ぐに対応できます。
病気のお子さまのそばについていてあげられない保護者の方に代わり、小児科医と看護師が保育士と一緒にお子さんのお世話をいたします。
病後児保育室(直通)TEL 03-3536-1832
(その日の予約状況によってお受けできない場合もございます。)
キャンセルする場合は、当日の朝8:00までにご連絡ください。
( 留守番電話に、メッセージをお入れください。)